タブレット用キーボードのおすすめを紹介! 選び方のポイントも解説

タブレット用キーボードのおすすめを紹介! 選び方のポイントも解説

どのタブレット用キーボードを選べばいいのか、悩んでいる方は多いでしょう。さまざまなサイズや種類のタブレット用キーボードが発売されていますが、自分にとって使いやすいタイプを選ばなければお金の無駄づかいになってしまいます。タブレットとの相性も重要なポイントとなるでしょう。

本記事では、タブレット用キーボードの選び方や注意点などについて解説します。

この記事を読むことで、あなたにぴったりなタブレット用キーボードを選ぶことができます。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.タブレット用キーボードを使うメリット

最初に、タブレット用キーボードを使うメリットをいくつか紹介します。

1-1.文章が打ちやすくなる

タブレット用キーボードを使う大きなメリットとしては、文章が打ちやすくなることです。タブレットに文章を打つ際、基本はタッチパネルをタップすることになります。タブレット用キーボードと比べて、画面上に表示されるキーボードはキーが小さく、入力ミスをしたり文章が打ちにくかったりすることがあるでしょう。文字と文字の間隔も非常に狭いため、文字修正も困難です。けれども、タブレット用キーボードを使えば、文章を間違えることなくスムーズに打ち込むことができます。タブレットよりもパソコンに慣れている方は、キーボードを活用したほうがいいでしょう。

1-2.画面を広く使うことができる

文章が入力しやすくなるほか、タブレット用キーボードを使うことで、タブレット本体の画面を広く使うことができるのも大きなメリットです。タブレットで文章を入力する場合、画面上のキーボードが表示されるため、画面のスペースをキーボードに取られてしまいます。その結果、文章を入力しているときは、画面が狭く、見づらい部分があるでしょう。けれども、タブレット用キーボードを活用すれば、キーボードが画面に表示されなくなるので非常に見やすくなります。画面上の注意事項を確認しながら入力することが多い方にとっては、キーボードを使ったほうが操作しやすくなるのは間違いありません。

2.タブレット用キーボードの主な種類

ここでは、タブレット用キーボードの主な種類をチェックしていきたいと思います。

2-1.無線と有線タイプ

タブレット用キーボードを大きく分ける場合、無線タイプと優先タイプの2種類に分けることができます。無線タイプはBluetoothで接続するものが多く、端末と接続する際のケーブルがいりません。場所を取らず省スペースにつながりますし、気軽に持ち運びができるでしょう。一方、優先タイプはUSBケーブルなどで接続することになります。端末にケーブルをつなぐだけで使えるので、接続方法はシンプルですし、無線タイプよりも価格が安くなる点は大きな魅力といえるでしょう。

2-2.3種類の感知タイプ

タブレット用キーボードは、感知タイプ別に3種類にも分けることができます。主な感知タイプとしては、メンブレンタイプ・パンタグラフタイプ・メカニカルタイプです。それぞれの特徴は下記を参考にしてください。

  • メンブレンタイプ:最も採用されているカンチタイプで、上層・スペーサー層・下層の3層でキーが構成されている。上下層には電気回路が張り巡らされており、触れ合うと電流が流れる仕組み。コストが安いのが大きなメリット
  • パンタグラフタイプ:ノートパソコンに採用されているカンチタイプで、キーの下にはパンタグラフと呼ばれるひし形のスプリングが入っている。軽い押し込みで入力できるのが大きなメリット
  • メカニカルタイプ:ほかの感知タイプに比べて耐久性が高くコストが高め。各キーに独自のスイッチが入っており、静電容量無接点方式タイプと接点接触タイプがある

3.タブレット用キーボードの選び方

それでは、タブレット用キーボードの選び方について解説しましょう。

3-1.対応OSに注目する

タブレット用キーボードを選ぶ際は、どんなOSに対応しているか必ずチェックしておかなければなりません。使用しているタブレットのOSに対応しているキーボードを選びましょう。対応外のOSを採用しているキーボードは購入しても使うことができないので要注意です。また、OSの種類は以下のとおりとなります。

  • iOS:iPad (Air・Proなど)
  • AndroidOS:LAVIETab・MediaPadなど
  • WindowsOS:Surface。ARROWStabなど

3-2.重さと持ち運びやすさで選ぶ

タブレットを使用している多くの方は、外に持ち歩くケースがほとんどでしょう。外出先でタブレット用キーボードを使用する場合、重さやサイズなど持ち運びやすさで選ぶことも大切なポイントです。気軽に持ち運びができるのがタブレット用キーボードの魅力でもあるため、持ち運びに苦にならないタイプを選んでください。バッグに入れても負担にならない重さか、どこでも持ち運べるサイズかどうか実際に手に取って確かめてみるといいでしょう。

3-3.打ちやすさとキーボードの配列にも注目!

タブレット用キーボードを選ぶ際は、打ちやすさとキーボードの配列にも注目してください。普段からパソコンを使用している方は、そのキーボードと同じ配列のものを選んだほうがいいでしょう。使っているパソコンの配列と異なるタブレット用キーボードを選んでしまうと、打ちづらくなってしまいます。一般的に、キーボード配列は日本語配列と英語配列の2種類があるでしょう。キーにひらがなが記載されているのが日本語配列、記載されていないのが英語配列です。また、口コミやレビューなどをチェックして、打ちやすさを確認しておきましょう。

3-4.カバー・ケースの有無も大切

タブレット用キーボードの中には、タブレットカバー・ケースと一体になっているものがあります。一体になっている商品はキーボードとしての性能だけでなく、カバーやケースとしても使うことができるのでカバーやケースの購入を考えている方にとっては一石二鳥です。また、スタンドとして機能したり、ノートパソコンのように画面を立てて使ったりすることもできるため、用途に合わせて選ぶといいでしょう。

4.おすすめのタブレット用キーボード5選

ここでは、おすすめのタブレット用キーボードを5つ紹介します。

4-1.ロジクールのK380

丸型の形が特徴的なキーボードで、実際に入力すると感触が軽く使いやすいと評判になっています。普段から四角型のキーボードを使っている方は、最初戸惑ってしまうかもしれませんが、誤入力を避けるには丸型が効率的です。さらに、デバイスの切り替えも簡単に行うことができるため、タブレット以外の端末にも使えるでしょう。OSも幅広く対応しており、タブレットとOSが異なるスマホでも簡単に操作できます。コストパフォーマンスに優れているキーボードといえるでしょう。

4-2.NiwawaのBluetooth3.0 極薄7カラーLEDバックライト

無線キーボードとして活用でき、シリコンで作られているのが特徴です。そのため、クルッと巻きつけられる折りたたみ式で、外出時でも荷物になる心配はありません。さらに、防水機能も備わっているので、万が一飲み物をこぼしてしまっても安心して使い続けることができます。電波が安定しやすく10m離れた場所からも使うことができ、6か月の保証もついているのでサポート体制は万全です。

4-3.Ankerのウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード

できるだけ安く購入したい方におすすめの、コストパフォーマンスに優れているキーボードです。入力したときの心地よさが特徴的な商品となっており、ストロークが深めに設計されています。入力している感覚をしっかりと味わうことのできるキーボードといえるでしょう。また、それぞれの隅にはゴムがついいるので、入力時はキーボードが動く心配もありません。安定して文章を入力したい方にもおすすめのキーボードです。

4-4.MAGREX ウルトラスリム Bluetoothキーボード for MKU9000

タブレットスタンドが内蔵されたキーボードとなっており、マルチOSに対応しています。Windowsはもちろん、AndroidやiPadなど異なるOSの端末を使用している方でも、この1台があればキーボードとしての役割を発揮できるでしょう。重量も230gと非常に軽い設計となっているため、持ち運びも楽チンです。さらに、文章を入力する際の安定感が素晴らしく、キーボードを打ったときの感覚がノートパソコンのようにしっかりしています。

4-5.エレコムのタブレット用キーボード 有線 TK-FCP066

有線タイプのキーボードとしておすすめしたいのが、エレコムのタブレット用キーボードです。タブレットのスタンド機能が搭載されており、しっかりと固定できるようになっています。タブレットが不安定で倒れることが心配な方にも最適なキーボードです。1つ1つのキーにはタイプミスがなくなるように、アイソレーション設計が採用されています。さらに、タブレットアジャスターの使用によって、スタンドを3段階の厚みに変更できるのも大きな魅力です。

5.タブレット用キーボードに関してよくある質問

タブレット用キーボードに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.持ち運びがしやすいサイズは?
A.持ち運びを重視するのであれば、極力、幅30cm未満のキーボードをおすすめします。30cm未満のキーボードであれば、バッグに入れやすく、持ち運びしやすいでしょう。また、キーボード自体を折りたたむことができるタイプや、テンキーレスタイプのものであれば、持ち運びも楽になります。ただし、キーボードのサイズが小さくなるほどキーの幅も狭くなるので、タイピングがしにくくなるのがデメリットです。

Q.パソコンのように使いたいときは?
A.カバーケースつきのモデルを選ぶといいでしょう。カバーケースつきのキーボードを使用すれば、別途カバーを購入する必要がありませんし、スタンドモードでタブレットを立てることができます。2in1パソコンのように使用できるのが大きな魅力です。

Q.無線タイプのメリットは?
A.コードレスのため、タブレットまわりがスッキリできる点は大きなメリットといえるでしょう。Bluetoothに対応しているモデルを選べば、接続方法も簡単です。また、最近では、高性能近距離無線や急速充電・高性能電池により長時間の使用が可能になったものが登場しています。最新性能に意識が傾きがちですが、回線不良などで接続が不安定になることもあるので注意が必要です。

Q.カバー一体型と独立型の大きな違いは?
A.カバー一体型のキーボードは、タブレットを守ることができる・独立型より安定性があるという点が大きな特徴です。ただし、独立型よりも対応モデルが限られていることがあるため、購入時は使用しているタブレット端末と対応しているか確認しなければなりません。一方、独立型はサイズや種類が選びやすく、複数のデバイスで使えるという特徴があります。

Q.購入前のチェックポイントは?
A.角度調節ができるか・マルチペアリングが可能か・バッテリー駆動時間はどのくらいかを確認してください。キーボードは平らに置くタイプもあれば、自由に角度が調節できるタイプがあります。マルチペアリングが可能なタイプは1台のキーボードに対して複数の接続先が設定できますし、バッテリー駆動時間が長いものほど充電頻度も少なくなるでしょう。使用シーンに合わせてキーボードを選ぶのも大切なポイントです。

まとめ

タブレット用キーボードがあれば、外出時でもノートパソコンの代わりに使うことができます。さまざまな種類のタブレット用キーボードが登場していますが、まず大切なのは接続方法です。有線と無線どちらのほうが自分にとって扱いやすいのか考えてみましょう。そのほか、カバーケースの有無やキー配列・サイズ感もタブレット用キーボード選びのポイントとなります。使用シーンを踏まえつつ、複数の種類を比較することで、あなたにぴったりの商品を選ぶことができるでしょう。