スマートウォッチの選び方が知りたい！ 使用上の注意点も要チェック

1．スマートウォッチでできることは？

最初に、スマートウォッチでできることをチェックしておきましょう。

1-1．さまざまな場面で使える腕時計型端末

スマートウォッチとは、体につけて持ち運ぶことができるウェアラブル端末の1つです。腕時計型端末とも呼ばれているように、腕時計としての役割はもちろん、さまざまな場面で活躍します。腕時計としての機能だけでなく、スマホと連動するとアプリの通知が表示されたり、電話の対応が可能になったりなど、あらゆる機能が使えるようになるのです。ビジネスで使う方もいれば、ランニング・サイクリング・水泳といったスポーツや健康管理・ダイエット・アウトドアでも使用している方がいます。

1-2．スマートウォッチでできることはさまざま

前述したように、スマートウォッチでできることはたくさんあります。主な活用事例としては、健康管理・通知機能・電子マネー決済・音楽再生・写真撮影・音声操作などです。スマートウォッチでは、歩数計・消費カロリー計・移動距離記録などで運動データを計測し、睡眠計や心拍計で健康管理がサポートできます。スマートフォンと連動させることで着信・メールの通知表示や返信機能を備えているタイプもあり、スマートフォンを取り出す手間が省けるでしょう。最近では、スマートウォッチで電子マネーを決済したり、改札を通ったりしている方も見かけます。

2．スマートウォッチの選び方

それでは、スマートウォッチの選び方で押さえておきたいポイントを解説します。

2-1．使用しているスマートフォンとの連動性

スマートウォッチはアプリと連動させることでさまざまな使い方ができるため、使っているスマートフォンと合わせたモデルを選んでください。たとえば、iPhoneと連動ができるスマートウォッチとして「WatchOS」があります。Apple Watch用のOSが使われており、iPhoneへの着信やメッセージの確認などが使用可能です。スマートフォンと連動させることで、通知を見逃すこともなく、手首で通知やメッセージの内容を確認できます。AndroidやGalaxyシリーズと連携が可能なスマートウォッチも登場しているので、使用しているスマートフォンと連動できるタイプを選ぶといいでしょう。

2-2．使用シーンに合わせたデザイン

スマートウォッチを購入するとして、あなたはどこで使う機会が多くなるでしょうか。ビジネスシーンで使う機会が多いなら、ビジネスにも使える時計型のデザインがおすすめです。スポーツや健康管理目的で使うのなら、利便性の高いリストバンド型をおすすめします。このように、スマートウォッチを使用する場面に合わせてデザインを選ぶことも大切です。さまざまなシーンで使いたいのであれば、どのシーンにも合わせられるデザインを選ぶといいでしょう。

2-3．機能で選ぶ

スマートウォッチにどんな機能がついているかも要確認ポイントです。スマートフォンの着信をスマートウォッチに通知する機能は、機種によって通知の範囲が異なります。どこからどこまで通知できるのかも、購入前に確認したほうがいいでしょう。また、防水機能をつけたい場合は、生活防水から水しぶき程度まで、どのくらい耐えられるかもチェックしておきたいポイントです。目的に合ったスマートウォッチを購入するには、どのシーンで使うのか・どんな機能がほしいのか、自分でまとめておくと選びやすくなります。

2-4．充電方法のチェックも忘れずに

スマートウォッチの機能やデザインで選ぶケースが多いと思いますが、充電方法も忘れずにチェックしておきたいポイントです。スマートウォッチの充電方法は、バッテリー充電タイプ・USBやマグネットタイプ・ワイヤレス方式などさまざまな種類があります。数日ごとに充電を行う必要があるため、自分がしやすい充電方法を選んでください。ボタン電池で稼働するスマートウォッチもありますが、このタイプは頻繁な充電が必要ありません。数か月または1年単位で使うことになり、電池がなくなったときには時計店やメーカーなどで交換することになります。

3．おすすめのスマートウォッチ4選

ここでは、おすすめのスマートウォッチを4つ紹介します。

3-1．iPhoneユーザーにおすすめの「Apple Watch」

Apple Watchは、iPhoneユーザーにおすすめのスマートウォッチです。スマートウォッチにもさまざまな種類がありますが、Apple社から出ているものはAppleが開発したOSを使用しています。そのため、iPhoneやiPadのiOSとスムーズな連携が可能です。特に、「Apple Watch Series 5 GPS」は時計を常に表示できる第5世代のスマートウォッチとなります。画面をタップしたり腕を動かしたりする必要がありません。文字盤はファッション感覚でカスタマイズができ、オシャレとしても楽しむことができます。

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3-2．Androidユーザーおすすめの「Galaxy Watch」

Androidを使っている方におすすめしたいスマートウォッチが、Galaxy Watchです。金属感のあるベゼル部分とバンドのブラックカラーが特徴的で、スタイリッシュなデザインとなっています。電話やアラームなどの機能を簡単に切り替えることができたり、音楽は4GBまで保存できるので通勤時などにもワイヤレスイヤホンで音楽を楽しんだりと、さまざまな用途が可能です。また、バッテリーは3日前後持つので、頻繁に充電する必要がありません。

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3-3．スポーツ・健康管理におすすめの「SUUNTO 9 G1」

スポーツや健康管理目的でスマートウォッチを使いたい方におすすめしたいのが、SUNTOから発売されている「SUUNTO 9 G1」です。スポーツやトレーニングに特化しており、スマートウォッチには80種類以上のスポーツモードがあります。さまざまなトレーニングでの計測が可能で、120時間も計測し続ける心拍計や睡眠状況をモニタリングしてくれる機能も備わっている優秀さが特徴です。トレーニングデータもスマートウォッチ本体に保存できます。

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3-4．機能性を重視するなら「NOERDEN MATE2」

スタイリッシュなデザインが特徴の「NOERDEN MATE2」は、機能性を重視したい方にぴったりのスマートウォッチです。トレーキング機能やマルチスポーツ機能が搭載されているほか、リーズナブルな価格で購入できると評価を得ています。デザインがシンプルなので仕事でもプライベートでも身につけることができ、さまざまなシーンで使い方にもおすすめです。

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4．スマートウォッチを使用する際の注意点

ここでは、スマートウォッチを使用する際の注意点をいくつか紹介します。

4-1．スマートウォッチは通話できない

スマートウォッチは通話できないのが普通です。ワイヤレスイヤホンと連動すれば通話が可能なタイプもありますが、ほとんどに通話機能はついていません。「スマートウォッチは通話ができる」と勘違いしている方が多く見られるため、その点には十分に注意してください。スマートウォッチで通話をしたい方は、種類に限りがありますが、通話できる機種を選ぶといいでしょう。

4-2．Apple WatchはAndroidと連動できない

スマートウォッチの選び方でも説明しましたが、Apple WatchはAndroidスマートフォンとの連動ができないので注意してください。セットアップはできると思っている方がいますが、OSが異なるとセットアップもできません。スマートウォッチを大きく分別すると、Watch OSを搭載したものとWear OS by Googleを搭載した2種類に分けることができます。ほかにもメーカー独自のシステムを搭載しているスマートウォッチがありますが、連動したいスマートフォンとのOSが違うと連動できなくなるので注意してください。

4-3．個人情報の漏（も）れに要注意！

スマートフォンと連動していると、通知がそのままスマートウォッチの画面に表示されることになります。機種や設定によってはLINEの通知がそのまま表示されてしまい、その場にいる人全員に内容を見られてしまう恐れがあるのです。電話や個人情報が表示される＝情報が漏れてしまう危険があるため、使い方や設定に注意しなければなりません。また、スマートウォッチのデザインによっても、通知内容が分かりやすいものもあるので注意が必要です。

5．スマートウォッチの選び方に関してよくある質問

スマートウォッチの選び方に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q．スマートウォッチ単体でも利用できるのか？
A．スマートウォッチは単体でも利用可能です。ただし、ストップウォッチや時刻・コンパスの確認など利用できる機能が限られます。Wi-Fi接続機能やSIMカードスロットを搭載しているスマートウォッチなら、離れた場所にあるスマートフォンにインターネットが接続できるでしょう。これにより、カレンダーの予定や受信したメッセージを表示させることができます。スマートウォッチによって使える機能が異なるので注意してください。

Q．スマートフォンと連動させる方法は？
A．多くのスマートウォッチは、Bluetoothを使ってスマートフォンと接続することになります。Bluetooth対応モデルであれば、ほぼすべてのスマートフォンで連動可能です。ただし、使用状況によってはバッテリーの減りが早くなることもあるので気をつけてください。

Q．スマートウォッチはいくらぐらいするのか？
A．モデルや機能によって異なりますが、約2万～5万円が相場といえるでしょう。Apple Watchが約2万円～なので、数万円は予算を立てたほうがいいかもしれません。中には、心拍数計測を目的としたスマートウォッチが数千円で手に入ることもあります。使用用途が限られているスマートウォッチほどお得になり、さまざまな機能がついているタイプほど高額になりがちです。

Q．選び方でよくある失敗は？
A．多種多様の機能を備えたスマートウォッチを購入したのに、ほとんど機能を使わなかったというケースがあります。たくさんの機能がついているほど便利だと思われがちですが、本当に必要な機能かどうか見極めることが大切です。初めてスマートウォッチを使う方なら、スマートフォンで操作できる機能は省いたほうがいいでしょう。音声着信やメールの通知・電子マネー決済機能などがあれば十分役立ちます。

Q．最先端テクノロジーを搭載したスマートウォッチは？
A．マトリックスインダストリーズのスマートウォッチは、最先端テクノロジーが搭載されています。たとえば、間接照明や室内の照明を吸収する独自のソーラー技術、熱を電気に変更できるシステムです。航空機に使用されるアルミニウム合金が使われているため、耐久性を求めている方におすすめのスマートウォッチともいえるでしょう。

まとめ

スマートウォッチは、スマートフォンと連動することでメッセージや電話通知を腕で確認できる腕時計型端末です。機種によって搭載されている機能が異なります。まずは、自分がどういうシーンでスマートウォッチを使うのか、目的を明確にすることが大切です。目的がハッキリしておけば、最適なスマートウォッチを選ぶことができるでしょう。いくつかの種類を比較してみて、予算内で収まる機種を選んでくださいね。自由に画面のカスタマイズができる機種は、飽きることもないのでおすすめです。