【2023年版】最適なウェブカメラ選びと使い方のポイント
- 2020.07.13
- 周辺機器
テレワークやテレビ会議の需要が高まっている今、注目されているのがウェブカメラです。自宅のノートパソコン等に取りつけるだけで、インターネットを通して遠くにいる人とやり取りができます。購入を検討していても、たくさんの種類がありすぎてどれを選べばいいのか分からずに悩んでいる方は多いでしょう。
そこで、本記事では、おすすめのウェブカメラや選び方などを解説します。
この記事を読むことで、ウェブカメラ選びで押さえておきたいポイントなどが分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.ウェブカメラの使用用途は?
最初に、ウェブカメラの特徴や使用用途など基本情報をチェックしておきましょう。
1-1.パソコンと接続してビデオ通話をする小型カメラ
ウェブカメラを簡単に説明すると、主にパソコンと接続してビデオ通話を楽しむ小型カメラのことです。最近では、テレワークやビデオ会議を自宅で行う機会が増えてきたため、ウェブカメラの需要が高まりつつあります。ウェブカメラをパソコンに設置するだけで、ビデオ通話が可能なスカイプなどを使えば相手の顔を見ながら会話をしたり、離れた事業所や取引先との会議にも使ったりできるのです。
1-2.交通・天気の観測や動画配信としても
ウェブカメラはテレビ会議やテレワークで活躍するだけではありません。観光地からのパノラマ風景を配信したり、交通や天気の観測に使ったりすることもできます。最近では、自宅から気軽に動画配信できるようにウェブカメラを購入するケースも増えてきているのです。動画配信はもちろんのこと、自宅の監視カメラとして使用できるモデルもあります。ウェブカメラは日に日に進化しており、さまざまなシーンや目的で使用することができるのです。
2.ウェブカメラの選び方をチェック!
それでは、ウェブカメラの選び方をチェックしましょう。
2-1.用途に合わせて選ぶ
1番にチェックしてほしいのは、自分が何のためにウェブカメラを使うのかです。用途を明確にすることで、その目的に合わせてぴったりなwウェブカメラを選ぶことができます。たとえば、テレビ電話や会議目的で使用するなら、クリアな映像と安定した音声が提供できるタイプが最適です。また、ウェブカメラのほかにマイクやスピーカーもセットで必要となります。マイク内蔵型のウェブカメラを使用すれば、わざわざヘッドセットを購入する必要はありません。動画配信目的で使用する場合は、できるだけ高画質のウェブカメラを選ぶといいでしょう。
2-2.機能で選ぶ
前述したように、ウェブカメラにはさまざまな種類があり、多機能型やシンプルな機能だけがついているものもあります。用途が制限されているのであれば、その用途に必要な性能だけが備わっているタイプを選ぶといいでしょう。さまざまな機能がついているタイプもありますが、特に注目してほしいのは、レンズと画質です。
レンズ(画角)はカメラが映す範囲のことで、ウェブカメラのレンズによって種類が異なります。一般的なウェブカメラの画角はおよそ75℃となっており、機種によっては150℃といった広範囲まで映すことも可能です。ビデオ会議やパノラマ風景を配信する際は画角が広いほうがいいでしょう。
また、一般的なウェブカメラの画質(解像度)は、720~1080pです。数値が高いほど細部まできれいに映すことができるため、鮮明に映したいなら1080pモデルを選ぶといいでしょう。
2-3.使い方に合った設置方法で選ぶ
ウェブカメラには、ディスプレイに挟んで固定するクリップタイプとパソコンの横に立てて固定するスタンドタイプがあります。使い方に合った設置方法を選ぶことが大切です。まずは、どのようなスタイルでウェブカメラを使用するのかイメージを膨らませるといいでしょう。ディスプレイに設置したいならクリップタイプ、場所を選ばず安定した撮影をしたいときはスタンドタイプがおすすめです。
3.おすすめのウェブカメラ4選
ここでは、おすすめのウェブカメラを4つ紹介します。
3-1.初めてウェブカメラを購入する方に最適な「ロジクール C270n」
ロジクールのC270hは、初めてウェブカメラを購入する方におすすめの商品です。解析度は720p/30fpsと高画質になっており、ユニバーサルクリップがついているので簡単に設置することができます。たとえ、暗い環境であっても自動で明るさを調節してくれるため、初心者に扱いやすいタイプといえるでしょう。また、騒がしい環境でもノイズリダクションマイクが内蔵されていることから、クリアな声を相手に届けられるのも大きな魅力です。
3-2.動画配信にも使える「エレコム UCAM-C520FEBK」
スカイプのビデオ通話はもちろん、動画配信にも使うことができるウェブカメラです。イヤホンマイクも追加され、200万画素という高画質が大きな特徴となっています。ビデオ通話でも十分に美しい映像を伝えることができるのです。また、撮影画角は対角で68℃となっており、カメラの角度は上下に調節できます。パソコンにつなぐだけで簡単に使用できるため、初心者にも扱いやすいタイプといえるでしょう。
3-3.フルHD撮影ができる「サンワサプライ MS-V37」
ワイドスクリーンのフルHD撮影ができるウェブカメラで、マイクが内蔵されています。このウェブカメラを設置するだけで、ヘッドホンなしでのビデオ通話が可能です。また、色の再現を高める5枚のガラスレンズも搭載されているため、高画質で映像を届けることができるでしょう。ボディーはアルミ素材でできていることもあり、高級感のあるデザインも人気の理由となっています。画質にこだわりたい方におすすめのウェブカメラです。
3-4.BRIOの超高画質ウェブカメラ 4K C1000eR
ウェブカメラの中でも少し高級といえるのが、ロジクールのBRIOです。4K超解析像でデジタルズーム5倍に対応しているほど、超解析度を実現したウェブカメラとなっています。BRIOのウェブカメラはフレーム内にあるものを何でもキャプチャできる機能が備わっているため、ビデオ会議やセミナーでも便利に活用できると評判です。まさに、プロ仕様のレベルといっても過言ではない美しい映像で届けることができるため、ホワイトボードに映し出しても細かい文字までくっきりときれいに映し出してくれるでしょう。
4.ウェブカメラの使い方と注意点
ウェブカメラの使い方と使用時の注意点を紹介しましょう。
4-1.パソコンへUSB接続で使用する
一般的に、ウェブカメラを使用するには、パソコンへの接続が必要です。パソコンに接続する際は、USBを使うことになります。中には、専用ドライバーのインストールが必要な種類もあるので注意が必要です。パソコンへUSB接続した後は、ウェブカメラの設定を行います。通話するためのアプリケーションを使用する際は、アプリケーション側の設定が必要です。設定方法で分からないことがあれば、アプリケーションの使用方法を確認したり、カスタマーサポートセンターに連絡したりしましょう。
4-2.セキュリティー対策は入念に
ウェブカメラを使用する際は、セキュリティー対策を入念にしておかなければなりません。きちんと対策をしていないと、気づかないうちに生活をのぞき見されてしまう恐れがあります。インターネットに接続して使うという特性上、悪意を持った人に不正サクセスされる可能性があるのです。ウェブカメラのセキュリティー対策としては、以下の方法があります。
- 外付けのウェブカメラを使わないときは、パソコンとカメラの接続を切断する
- OSは常に最新バージョンのものにアップデートする
- カメラを使っていないときはレンズに目隠しをする
4-3.インストールアプリケーションは信頼できるものだけ
ウェブカメラを使うためにアプリケーションをインストールする場合は、本当に信頼できるアプリケーションだけにしておきましょう。あれもこれもとアプリケーションをインストールしてしまうと、映像を悪用される恐れがあります。特に、防犯目的でウェブカメラを使用する際は、信頼のおけるアプリケーションだけインストールしてください。防犯目的なのに不在の時間帯を知られてしまったり、住所が特定されてしまったりと被害を呼び込む事態になってしまいます。
5.ウェブカメラに関してよくある質問
ウェブカメラに関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.ウェブカメラの人気メーカーは?
A.Amazonで人気があるのは、中国系の格安メーカーです。価格がとにかく安く、手軽に購入できることから人気が高まっています。また、専用ソフトウェアを持っているエレコムも人気メーカーの1つです。エレコムは専用ソフトによってウェブ会議のほか、ウェブ配信用のコンテンツ作りまでサポートされているのが魅力といえるでしょう。ほかにも、手頃価格から高機能モデルまであるサンワサプライ、折りたたみ式で人気のあるロジクールなどがあります。
Q.子どもやペットの見守りに最適なウェブカメラは?
A.AIが自動で見守ってくれる「Lefun ネットワークカメラ」がおすすめです。在宅勤務でも仕事が忙しく、子どもやペットの面倒を離れて見なければならないこともあるでしょう。そんなときは、スマートAIを搭載したウェブカメラが便利です。監視範囲内の動いている対象をレンズが自動的に追ってくれます。顔検知・音声検知・警報通知機能も備わっているため、専用のアプリケーションを通じて知らせてくれるのは魅力的です。
Q.ストレスフリーで使えるウェブカメラは?
A.ストレスをかけずにウェブカメラを使いたいのなら、マイク機能が高性能なタイプを選ぶといいでしょう。映像だけでなく、マイク機能の良さも重要視することで、よりスムーズなビデオ通話ができます。高画質でも音声をしっかりと届けることができなければ、コミュニケーションが円滑に行えません。音質がクリアだと快適に会話が進むのでストレスフリーに使うことができるでしょう。
Q.内蔵カメラとどう違うのか?
A.今ではほとんどのパソコンに内蔵カメラがついていますが、性能は外付けウェブカメラのほうが上です。ビジネス用途で使用する場合、内蔵カメラはユーザー1人だけを映すことを前提としています。そのため、複数人が参加するビデオ会議に利用する場合、画質や使い勝手の面で物足りなさや扱いにくさを感じてしまうでしょう。
Q.ウェブカメラと一緒にあったら便利な機器は?
A.パソコン用のスタンドマイクです。スタンドマイクを併せて使うことで、より自分の声をしっかりと相手へ届けることができます。音声通話や動画配信にも、スタンドマイクは役立てることができるでしょう。パソコン用のスタンドマイクを選ぶ際は、ウェブカメラと同様に用途を明確にすることが大切です。また、接続端子も必ずチェックしておきましょう。特に、動画配信を目的にスタンドマイクを使用する際は、クリアな音声を届けられるか・自分の声をキャッチできるかどうかにも注目すべきです。
まとめ
ウェブカメラはテレワークやビデオ会議に役立つアイテムで、近年需要が高まりつつあります。さまざまな種類のウェブカメラがありますが、選ぶ際は、設置方法・使用目的・画素数・性能などに注目するといいでしょう。手頃な値段で購入できるものもあれば、高性能タイプの割高なウェブカメラもあります。実際に購入した人の口コミをチェックしながら、複数のウェブカメラを比較してみてください。自分にぴったりのウェブカメラを選びましょう。
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