ヘッドセットのおすすめ商品をご紹介! 選び方や使用する際の注意点も

ヘッドセットのおすすめ商品をご紹介! 選び方や使用する際の注意点も

「どんなヘッドセットがあるのか?」「ヘッドセットの機能は何が違うのか」など、ヘッドセット選びについてさまざまな疑問を抱いている方は多いでしょう。いろいろな種類のヘッドセットが登場しているからこそ、選び方のポイントを押さえておく必要があります。しっかりとポイントを踏まえて選べば、あなたの目的に合った種類が選べるでしょう。

本記事では、ヘッドセットの主な種類や選び方について解説します。

この記事を読むことで、ヘッドセット選びのポイントや使用時の注意点などが分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.ヘッドセットを使うメリットと種類

最初に、ヘッドセットを使うメリットと主な種類について解説します。

1-1.音声の送信と受信がベースの機能

ヘッドセットの基本となる機能は、音声の送信と受信です。相手の声を聞くためのヘッドホンとイヤホン、そして自分の声を相手に届けるためのマイクが1つになっています。つまり、ヘッドセットがあれば音声を聞き、自分お声を相手に伝えることができるのです。手に持って話すマイクとは違い、ヘッドセットのマイクは口元から一定の距離にあるのでパソコンを入力しながら動作ができます。別の動作と並行して相手と通話できるのは、大きなメリットといえるでしょう。

1-2.ヘッドセットを使うメリットはたくさん!

ヘッドセットを使用することで、さまざまなシーンでメリットが生まれます。たとえば、パソコンと接続すれば、LINEやSkypeなど無料通話ソフトがより使いやすくなるでしょう。最近では、新型コロナウイルス感染症における影響で、テレワークを行っている方が多いはずです。ヘッドセットがあれば、無料で通話やビデオチャットでの会議がしやすくなります。さらに、スマホと携帯電話に接続すれば、わざわざ本体を持たなくともハンズフリーでの通話が可能です。両手が自由になるからこそ、自転車や自動車を運転しながらでも会話ができます。

1-3.ヘッドセットの主な種類は4種類

ヘッドセットの主な種類とそれぞれの特徴は以下のとおりです。

  • ヘッドホン型:頭にかぶせるタイプで落ちたりすることなく通話ができる
  • カナル型:イヤホン的な形態で、耳の穴に深く差し込むタイプ。遮音性が高く、音漏れの心配が低い
  • 耳かけ型:イヤフック型とも呼ばれており、フックを耳につけて取りつけるタイプ。長時間の通話や外の音をシャットダウンしたい方におすすめ
  • ネックバンド型:首や後頭部と首の中間地点に引っかけて使用するタイプ。髪型を崩したり、頭を締めつけたりすることがない

2.ヘッドセットの選び方

ここでは、ヘッドセット選びで押さえておきたいポイントをいくつか紹介します。

2-1.用途を明確にする

まずは、何のためにヘッドセットを使うのか、用途を明確にすることが大切です。用途によって選ぶべきヘッドセットが大きく異なります。たとえば、ビデオ通話やオンライン会議などで使う場合は、通話品質が優れているタイプを選ぶのがポイントです。声を聞くことと届けることを重視したモデルのほうが、通話もスムーズになるでしょう。オンラインゲーム用などで使用する場合は、サラウンドに対応したモデルをおすすめします。立体的な音響で相手の位置を把握しやすい・周囲の敵や味方の位置が音で推測できるなどが特徴です。

2-2.装着感が重要

ヘッドセットを選ぶ際、装着感が大きなポイントとなります。自分にフィットしていないヘッドセットを選んでしまうと頭や耳が圧迫されてしまい、ストレスや疲労につながり兼ねません。特に、ゲームなどで長時間ヘッドセットを装着する場合は、できるだけ負担のかからないタイプを選ぶといいでしょう。また、頭を締めつけることのないイヤホンタイプでも、イヤーピースのサイズを耳の穴の大きさに合わせて変えられるかどうか確認が必要です。

2-3.機能性と有線・無線接続

ヘッドセットを機能性で選ぶのもポイントの1つです。種類によってさまざまな機能がついているので、自分がどのようなシーンで使うのか用途を踏まえた上で選んでください。たとえば、ノイズキャンセリング機能が備わっているマイクは、周囲のノイズを軽減できるので相手に聞き取りやすい音声を届けることができます。仕事でビデオ通話を頻繁に使ったり、発音が重要となるオンライン英会話をしたりする際は、ノイズキャンセリング機能が搭載されているヘッドセットを選ぶといいでしょう。
また、有線または無線接続にも注目してください。有線接続タイプには、3.5mmステレオミニプラグとUSBの2種類があります。ステレオミニプラグは4極のものが通話可能、USBタイプはパソコンとの相性が抜群です。無線接続タイプは、ほとんどがBluetoothを搭載しています。

3.おすすめのヘッドセット5選

ここでは、おすすめのヘッドセットを5つ紹介します。

3-1.アナログ接続のノンキャンマイクつきヘッドセット

プロ向けの音響機材を手がけるゼンハイザーから発売予定のヘッドセットで、ノイズキャンセリング機能が搭載されています。シンプルなデザインとなっているため、初めてヘッドセットを使うという方にもおすすめです。つけ心地が良く、マイクを使用しないときは折りたたんでヘッドバンドに収納することもできます。パソコンとはマイク端子・イヤホン端子で接続することになるため、マイク端子やイヤホン端子がないノートパソコンは注意が必要です。

3-2.長時間の使用が可能な「PHOINIKASゲーミングヘッドセット」

ゲーム用としておすすめしたいのが、PHOINIKASゲーミングヘッドセットです。音きれや残りの電池を気にすることなく、長時間使い続けることができるでしょう。イヤーパッドは蒸れにくいメッシュ素材を採用し軽量なので、耳や頭の負担を軽減してくれます。また、互換性にも優れているため、パソコン・タブレット・PS4など幅広く活用できるのも大きなメリットです。

3-3.使いやすさが売りのサンワサプライ「MM-HSU09BK」

パソコンとUSB接続で使いたいと考えている方は、サンワサプライのMM-HSU09BKがおすすめです。手元のスイッチを操作するだけでマイクを無音にしたり、ボリュームを調節したりすることができます。また、マイクはウインドスクリーン(マイクスポンジ)がついているので、息がかかることで発生するノイズも軽減可能です。標準価格は2,970円となっているため、比較的手に入れやすい商品といえるでしょう。

3-4.ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン

カナル型ヘッドセットとしておすすめしたいのが、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンです。カナル型の中でも人気があり、騒音を約98%もカットできるデジタルノイズキャンセリングを搭載しています。さらに、密閉型のバーティカル・イン・ザ・イヤーというドライバーユニットも搭載されているため、快適な装着感が得られると好評です。ワンタッチ接続機能によって、スマホやパソコンなどの端末と簡単に接続できます。

3-5.アミニィのBluetoothイヤホン

5,000円以下で購入できる耳かけ型のワイヤレスイヤホンです。両耳装着型となっているため、本格的で高音質な音声を楽しむことができます。また、iPhoneやAndroidなど2台のスマホと同時接続が可能です。2台持ちの方にとっては、どちらのスマホにも対応できるのでさまざまなシーンで活用できるでしょう。さらに、ケーブルのないワイヤレスイヤホンなら、ケーブルの摩擦によるノイズや断線の心配もありません。快適に使うことができるでしょう。

4.ヘッドセットを使用する際の注意点

ここでは、ヘッドセットを使用する際の注意点をいくつか紹介します。

4-1.自転車・自動車の運転中、ジョギング中の利用に要注意

両手を使うことなく通話できるヘッドセットがありますが、自転車や自動車の運転中・ジョギング中の利用には十分な注意が必要です。周囲の音が聞こえなくなると会話に集中できますが、緊急車両のサイレンなど、気をつけるべき音が聞けなくなってしまいます。運転中やジョギング中は、まわりの音が聞こえるように片耳タイプや耳穴をふさがないタイプを選びましょう。周囲の環境音が聞こえるようにしておけば、事故を未然に防ぐことができます。

4-2.各自治体で異なるヘッドセット利用の可否

ヘッドセットを使用する場合、各自治体で異なるヘッドセット利用の可否も確認しておかなければなりません。道路交通法の改訂によって、条例で運転中の通話や画面の注視などが禁止されました。法律では、ヘッドセット経由でのハンズフリー通話であれば処罰の対象外とみなされていますが、一部の自治体ではイヤホンやヘッドホン自体の使用を禁止しているところもあるのです。利用の可否に関しては、自治体のホームページ等で確認しておきましょう。

4-3.パソコンでの使用は周囲の環境を確認する

ヘッドセットをパソコンに接続して使用する場合、周囲の環境を確認してください。パソコンでオンラインゲーム中のボイスチャットを楽しむと、夢中になりすぎで周囲の状況に気づかないことがあります。ログイン情報の入力画面をほかの人に見られたり、周囲の人に気づかずプライベートな会話を盗み聞かれたりする恐れがあるので要注意です。重要な情報を流出しないためにも、周囲の環境を確認してからヘッドセットを使用してください。

5.ヘッドセットに関してよくある質問

ヘッドセットに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.ヘッドセットの価格はいくらぐらいか?
A.費用の目安は5,000円前後ですが、さまざまな種類があるのでピンからキリまで幅広い傾向があります。シンプルな機能だけがついているタイプであれば、3,000円以内で購入できるでしょう。ノイズキャンセリングを搭載しているタイプやゲーム専用のヘッドセットは高性能タイプが多く、数万円~数十万円かかる可能性があります。予算と機能のバランスを考えて選ぶことも大切です。

Q.ドライバーの種類は?
A.スピーカーの部分であるドライバーは、口径が大きければ大きいほど音が良いとされています。一般的な口径サイズは30~50mmで、大きめサイズとなると70mm程度です。また、駆動方式としてはダイナミック型が使われています。ダイナミック型は音圧があり、低音もしっかり再生できるのが魅力です。

Q.どれくらいの音を拾ってくれるのか?
A.マイクがどれくらいの音を拾えるのか、指向性と呼ばれる指標があります。双指向性と無指向性の2種類があり、それぞれ特徴が異なるので注意が必要です。双指向性はマイクの前と後ろの両方の音を、無指向性は全方向の音を拾うことができます。最近では、双指向性を採用しているヘッドセットが多い傾向です。

Q.歩行やジョギングに適しているヘッドセットは?
A.片耳タイプやインナーイヤー型がおすすめです。周囲の音が聞こえるヘッドセットを選ぶのはもちろん、音漏れしないタイプを選ぶのも大切なポイントとなります。通話・音楽ともに大きすぎる音量は周囲の迷惑になってしまうので注意が必要です。

Q.長時間の利用は避けたほうがいいのか?
A.ゲームのプレイ中は長時間ヘッドセットを装着しがちですが、耳への負担になりやすいので注意してください。頭が痛くなったり、疲れを感じたりする際は、適度に休憩を取りながら利用しましょう。たとえ、負担を軽減してくれるヘッドセットを使うとしても、適度な休憩を心がけてください。

まとめ

ヘッドセットは頭部に装着して使うことになるため、着け心地がいいかどうかが大きなポイントです。着け心地が悪いヘッドセットは、長時間装着していると頭が痛くなったり気分が悪くなったりする恐れがあります。また、オーバーヘッド・カナル型・インナーイヤーなど、装着方式も多種多様です。どういうときにヘッドセットを使うのか、使用目的に合わせた種類を選んでください。自分に合ったものを選ぶには、用途を明確にすることが大切なポイントです。